HOME > 白雲山~森林浴と温泉浴で癒しの旅~



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登山道は三十三観音の参道となっており、やまと温泉から約30分で山頂に立つことができます。
鐘突き童のある休憩所からは、長良川と市街地を見渡せる展望が広がり、森にはヤマツツジを中心に、サクラ、ヤマボウシ、モミジ、カエデなどが点在し、四季折々の景色を彩ります。
気軽に歴史散策と登山が楽しめるスポットとして人気です。ウォーキングした後に入る温泉は格別です。




剣・大間見(つるぎ・おおまみ)両村の有志が、白雲山古寺跡に(どう)を建てたのが天保14年(1843)。3年後の弘化(こうか)2年、両村内や長滝寺、八幡、上有知(こうづち)(美濃市)、近村等から寄進を請け、石像三十三観音を建てて、観音堂の剣登り口から大間見降り口の古寺参道沿いに配しました。 藩庁(はんちょう)への届けには、今までにあった2、3体の観音を祭るとしました。しかし真新しい33体の観音像の配祀(はいし)しているのを藩役人に咎められ、剣・大間見両村の村役人たちが、へんにあいまいな返答書を出したこともあって、藩庁(はんちょう)に罰せられる始末となりました。仏像の石質、大きさ・作風は同じようで、上有知あたりの同じ職人たちの手になったものでしょう。しかし2体だけは小振りで古く、最初藩庁へ届けた観音とみられています。尊体の身長は多く40㎝前後で、1番と33番は60~70㎝余りです。1・2を除いて、みな柔和な尊顔で、地元民に厚く信仰されています。